苗の植え付け方の基本:移植栽培方法

初心者にもおすすめのトマト苗が並ぶ売り場の風景
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こんにちは。今日も家庭菜園日和ですね。

今回は、家庭菜園を始めるうえでとても大切な「苗の植え付け方」の基本について、

わかりやすくご紹介いたします。

苗の選び方

まずは、元気な苗を選ぶことが第一歩です。

苗の植え付けは、本葉が4〜5枚ほどになった頃がちょうどよいタイミングですので

次のような苗を選ぶと安心ですよ。

  • 葉の色が濃く、ツヤがある
  • 茎がしっかりしている
  • 根がポットの底から少し見えているくらい(根詰まりしていない)
  • 病気や虫にやられていない

元気な苗のポイント3選

元気な苗のポイント①
初心者向け苗選びのコツ①|元気な苗は茎がしっかりしている
ポイント
  • 茎が太く、節の間がつまっている
  • 葉の色が濃く、左右対称できれい
元気な苗のポイント②
初心者向け苗選びのコツ②|病気や虫の被害がない
ポイント
  • 病気や虫の被害がない
元気な苗のポイント③
初心者向け苗選びのコツ③|根詰まりしていない苗
ポイント
  • 根がポットの底から少し見えているくらい(根詰まりしていない)

見た目がしっかりしていて、いきいきとした苗を選びましょう。

元気な苗と病気の苗の見分け方

葉の色やツヤを比べてみてください。。

初心者向け|元気な苗と病気の苗の見分け方比較写真

左側の苗は葉が色が悪く、右側は青々としていますね!

購入するのであれば、右側を選ぶように注意してね!

植え付ける前の準備

植える前に、以下の準備をしておきましょう。

  • 土づくり:ふかふかで水はけのよい土を用意します。腐葉土や堆肥を混ぜて栄養たっぷりに。
  • 苗の慣らし:苗は急に外に出されるとびっくりしてしまうことも。数日間、日中だけ外に出して、環境に慣れさせてあげましょう(これを「順化(じゅんか)」と言います)。
  • 植え付けは、晴れた日の午前中か、曇りの日が理想的です。
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苗の植え付け方

植え穴を掘ります
家庭菜園で植え付け用に土に穴を掘る様子

▶苗のポットより少し大きめの穴を掘ります。

注意点

野菜によって間隔は変更してください。

掘った穴に水をあげる
植え付ける前に水を入れておく様子

▶掘った穴に水を入れる。

ポイント

先に水を入れておくと、根のまわに水がしっかりと届くので苗の定着率がぐんっと上がりますよ。

ポットからやさしく取り出す
家庭菜園初心者向け|ポット苗を植える前の外す写真

▶苗の茎をつかまず、
 ポットの底を軽く押すようにして取り出します。

注意点

根鉢(根のかたまり)は崩さず、そのままそっと。

植え穴に入れる
根鉢(根のかたまり)は崩さずそっと植える
注意点

深く植えすぎたり、浅すぎたりしないように注意。

▶根鉢の上部が土の表面と同じ高さになるように調整します。

土を戻して、軽く押さえる
家庭菜園初心者向け|ポット苗を植えるた後の写真

▶土をやさしくかぶせて、
 軽く手で押さえて安定させます。

注意点

ギュッと押しすぎないように気をつけて。

たっぷりと水をあげる

 植えたあとは、ダメ押しに根のまわりに水がしっかり届くように、
 たっぷりとお水をあげましょう。

最後に

苗は、まるで赤ちゃんのように繊細です。
丁寧に、やさしく、心をこめて植えてあげると、その思いに応えるようにすくすくと育ってくれます。

次回は、植え付け後のお世話についてご紹介いたしますね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました🍀

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いろはに農園
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駆け出しブロガー
野菜栽培歴3年の30代専業主婦。 おばあちゃんの畑を借りて、 家族で野菜作り! 野菜の情報を皆様にお届けすべく、日々奮闘中です。
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