【初心者でも安心!家庭菜園で楽しむ】ピーマン栽培ガイド
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いろはに農園
こんにちは、いろはにです。
家庭菜園をしていると、葉にポツポツとオレンジ色の斑点が現れることがあります。それが「さび病」かもしれません。
さび病はさまざまな野菜や草花に発生するカビ由来の病気で、放っておくと葉が枯れたり収量が落ちたりする原因になります。
この記事では、さび病の正しい見分け方と対策方法をわかりやすく解説します。
さび病(Rust)は、**カビ(糸状菌)**の一種である「サビ病菌」によって引き起こされる植物の病気です。
胞子が風や雨によって飛び散り、周囲の植物に感染します。
名前のとおり、葉に「錆(サビ)」のような斑点ができるのが特徴です。
観察箇所 | 症状の詳細 |
---|---|
葉の表面 | 小さな黄色い点が現れる(初期) |
葉の裏面 | オレンジ〜赤褐色の粉状の斑点(胞子) |
進行後 | 葉が枯れる、変形する、落葉する |
🔍 ポイント:粉状の斑点を指でこすると手に着くようなら、さび病の可能性が高いです。
さび病はさまざまな植物に発生しますが、特に以下の作物で多く見られます。
さび病は風通しや湿度の影響を受けやすく、特に葉が細長く密集しやすい作物や、栽培期間が長めのもので多く発生します。
感染した葉は早めに取り除き、畑の外に処分します。
放置すると胞子が飛んで他の作物に広がってしまいます。
密植を避け、風通しのよい環境づくりを心がけましょう。
葉が濡れると菌が繁殖しやすくなるため、株元にそっと水を与えるようにしましょう。
有機栽培をしていない場合は、さび病に対応した殺菌剤(マンネブ剤、トリホリン剤など)を使うことも有効です。
我が家のニンニクでも、梅雨時に葉の先が茶色くなり始め、裏を見てみるとオレンジ色の粉が…。
これはさび病だとすぐに気づき、葉を摘んで除去しましたが、早期発見ができなかった部分は少し枯れてしまいました。
こまめな観察と風通しの良い環境づくりがとても大事だと実感しています。
ご家庭の菜園でも、さび病に負けない元気な野菜づくりを一緒にがんばりましょう。