Uncategorized

【初心者でも安心!家庭菜園で楽しむ】オクラ栽培ガイド

iro168

「ネバネバ食感がクセになる♪」夏野菜の代表格、オクラ
実は、家庭菜園でもとっても育てやすくて、初めての方にもぴったりなんですよ🌱✨

暑さに強く、日差しを浴びてぐんぐん育つ姿はとってもたくましくて、収穫するたびにうれしくなります。
今回は、私が家庭菜園で実際に育てた経験をもとに、オクラの育て方をやさしくご紹介していきますね。

オクラの基本情報

  • 科目:アオイ科
  • 栽培スタート:タネ、または苗から
  • 生育適温:25〜30℃(暑さに強い!)
  • 適した土壌pH:6.0〜6.5
  • 連作障害:あり(3〜4年は同じ場所を避けましょう)

オクラ栽培の大まかな流れ

タネを購入
ポイント

オススメトマトの品種
・アーリーファイブ
・エメラルド
・島の唄(しまのうた)

土作り

3月〜4月

作付けの2〜3週間前
石灰を入れる
堆肥を混ぜる

作付けの1週間前
元肥を入れる

畝立て&マルチを行う

タネを蒔く

4月下旬〜6月上旬(気温20℃が理想)

ポイント

私の場合は3月にタネを蒔きます。
気温が低い日は家の中に入れておくと
暖かくて発芽しやすいです。

苗から育てる場合(初心者向け)

5月中旬〜6月に植え付け
深めに植え、茎をしっかり固定する

ポイント

初心者の方はホームセンターで

苗を購入するのがオススメです。

支柱立て

成長に合わせて支柱を立て、固定する

注意

苗を固定する際は締め付け内容に注意

追肥

追肥は植え付け2週間後から10日おきに少量ずつ

ポイント

追肥は少量ずつしてくださいね。

収穫

実の長さが6〜8cm程度のうちに収穫

ポイント

大きくなりすぎると硬くなるので早めがオススメ

育てやすいオクラの定番品種

初心者の方には、まずは育てやすく、味わいや収穫量にも定評のある品種がオススメです♪

1. アーリーファイブ(一般的な五角オクラ)

✅ 特徴:早生品種で、タネまきから約50日で収穫できる
✅ 育てやすさ:初心者向け
✅ 実の形:五角形、やや小ぶり
✅ おすすめポイント:病気に強く、安定した収穫ができる

家庭菜園の定番! 暑さに強く、育てやすいので、初めてのオクラ栽培にも安心の品種です。

2. エメラルド(丸オクラ)

✅ 特徴:角がなく、やわらかくて食べやすい
✅ 育てやすさ:やや上級者向け(大きく育ててもスジが出にくい)
✅ 実の形:丸くて太め
✅ おすすめポイント:生食にも向いていて、食感がなめらか

やわらかさ重視の方にぴったり! 炒め物や和え物にも合い、収穫サイズの幅も広い万能タイプ。

3. 島の唄(しまのうた)

✅ 特徴:暑さにとても強く、草丈が高くなる
✅ 育てやすさ:初心者~中級者向け(支柱の設置が必要)
✅ 実の形:長めで粘りが強い
✅ おすすめポイント:夏の高温期でも元気に育ち、長期間収穫可能

真夏のオクラ栽培に最適! 元気いっぱいに育ち、収穫もたっぷり楽しめる人気の品種です。

タネの購入方法

ホームセンターや園芸店で買う

・実物を見て選べるので安心
・店員さんに相談できる

私の場合、新しい品種に挑戦する際は

必ず店員さんに相談してから購入しています。

通販で買う

・種類が豊富で珍しい品種も見つかる
・レビューを参考にできる
・「固定種」や「無農薬のタネ」も選べる

100円ショップで買う

・手軽に始められる
・タネの量は少なめだけど、安いので初心者にはおすすめ

ダイソーで買えるオクラの品種一覧

種選びのポイント

発芽率が高いものを選ぶ(パッケージに記載あり)
育てる時期に合ったものを選ぶ(春まき・秋まきなど)

メリット

どちらもよく分からない方はホームセンターや園芸店で買うようにして

店員さんに質問してみましょう

種袋の裏側に記載していますので、一度手に取って

見てみてくださいね。

※ダイソーのパッケージでは

 上のところに蒔きどきが記載してあります

 左下のところに発芽率が記載されています。

タネまき時期

4月下旬〜6月上旬

  • 地温が20℃を超える頃がベスト!
  • 1か所に2~3粒まき、元気な芽を1本だけ残します(間引き)
  • 発芽まで乾かさないように水をたっぷり
ポイント

オクラは暖かさが大好きなので、寒さが残るうちはビニールなどで保温してあげると安心ですよ。

タネまき方法

オクラの種まき方法は2つありますので、参考にしてくださいね!

直播き(じかまき)が特におすすめ

根を傷めずに育てられる
 オクラは根をいじられるのを嫌う「直根性」の植物です。そのため、**移植をすると根が傷みやすく、成長が遅れることがあります。**直播きにすると、根がまっすぐ深く伸びるので、元気に育ちやすくなります。

気温が安定していれば発芽率も良好
 地温が25℃前後あれば発芽しやすく、春〜初夏のあたたかい時期には直播きで十分に育てることができます。

育苗の手間が省ける
 ポッド育苗に比べて水やりや植え替えの手間が少なく、初心者の方でも育てやすい方法です。

ポッドまきが向いている場合

まだ気温が低い時期(4月上旬など)
 地温が十分に上がっていない時期には、ポッドまきで室内やビニールハウスで発芽させると安心です。
 本葉2〜3枚になったら根を崩さずに丁寧に植え替えましょう。

発芽率を確かめたいとき
 ポッドで管理すると、発芽の様子がわかりやすく、元気な苗だけを選んで植えることができます。

💡 まとめ

種まき方法おすすめ度特徴
直播き⭐⭐⭐⭐⭐(特におすすめ)根を傷めず、育てやすい
ポッドまき⭐⭐⭐(補助的に)気温が低い時期や、発芽管理に向く

苗から育てる場合(初心者向け)

良い苗の選び方


✅ 本葉が2〜3枚で、茎がしっかりしている
✅ 葉が大きく、濃い緑色をしている
✅ 病気や害虫の痕がない

画像はきゅうりの苗ですが、右のがいい苗だね

植え付け時期

5月中旬〜6月にホームセンターなどで購入

ポイント

初心者の方はホームセンターで苗を購入するのが失敗が少ないのでオススメです。

土づくりと植え付け

step1『作付けの2〜3週間前』

石灰を使って土の酸性度(pH)を調整します。

オクラの適正なPHは6.0〜6.5(やや酸性〜中性)なので、

事前に石灰をまいて調整します。

step2『作付けの2〜3週間前』

ふかふかの土を作るために、しっかりと堆肥を入れて耕します。

元肥を入れて、土に必要な養分(窒素、リン酸、カリウムなど)を補います。

step4『作付け直前』

高畝(たかうね)にして水はけをよくする

合わせて読みたい
初心者向け家庭菜園に挑戦!野菜を育てる土作り
初心者向け家庭菜園に挑戦!野菜を育てる土作り

オクラの植え付け

植える場所の条件

日当たりが良い
 オクラは太陽が大好き!しっかり光が当たる場所で育てると元気に育ちます。

風通しが良い
 風通しが悪いと病気の原因に。密集しすぎないよう注意しましょう。

水はけの良い土
 過湿に弱いため、土がジメジメしていない場所を選びます。
 水はけが悪い場合は「畝(うね)」をしっかり高く作ると安心です。

植え付け手順

  1. 畝(うね)を作る
     幅50~60cm・高さ10cmくらいの畝を作ります。
     特に梅雨時期の湿気対策として、高めに作ると良いでしょう。
  2. 株間(かぶま)をあける
     苗と苗の間は30~40cmほどあけて、ゆったり植えましょう。
     風通しと日当たりが良くなり、病気予防にもつながります。
  3. 苗をやさしく植える
     根を崩さないように注意しながら、丁寧に植え付けます。
     土をやさしく寄せて、株がぐらつかないようにします。
  4. たっぷり水を与える
     植え付け直後はたっぷりと水を与え、根付きをよくしましょう。

オクラも「連作障害」に注意!

オクラは**連作障害(れんさくしょうがい)**が出やすい野菜です。
同じ場所で毎年育てると、病害虫が出やすくなってしまいます。

👉 3年以上オクラを育てていない場所を選んで植えるのが安心です♪
 どうしても同じ場所に植える場合は、土壌改良や接ぎ木苗の使用を検討しましょう。

オクラの支柱立て(まっすぐ育てる環境づくり)

植え付けから1週間以内

オクラは放っておくと倒れやすくなるため、早めに支柱を立ててあげましょう。

支柱の立て方

高さ1.2~1.5mくらいの支柱を、苗のすぐ横に1本立てます。
 ※ オクラは1本仕立てが基本ですので、1株につき1本が目安です。

✅ 苗が倒れないように、ゆるくひもで結んで固定します。
 結ぶ際は、茎を傷つけないよう、ふんわりと結んであげましょう。

✅ 茎が伸びてきたら、成長に合わせて結び目を上に移動させていきます。

水やりと追肥(元気に育てるために)

水やりのコツ

朝と夕方の2回、たっぷりと水を与えましょう(特に夏場)
 オクラは乾燥に比較的強いですが、実をつける時期は水切れに注意が必要です。

葉や花に水をかけず、株元にしっかり水をあげるようにします。
 病気の予防にもつながります。

追肥のタイミング

植え付けから2週間後くらいを目安に、追肥をスタート。

✅ その後は、1週間~10日に1回ほど肥料を与えると、実付きがよくなります。
 液体肥料や化成肥料など、手軽なもので大丈夫です♪

✅ 特に実がなりはじめるころから、肥料切れに注意しましょう。

  • 乾燥しすぎると花が落ちるので、土が乾いたらたっぷり水やり
  • 追肥は植え付け2週間後から10日おきに少量ずつ
ポイント

オクラは乾燥にも強いですが、極端な水切れはNG。夏場は朝と夕方に見てあげると元気に育ちます♪

摘心(てきしん)と脇芽の管理

  • 本葉が5〜6枚になったら先端を切ると、脇芽が増えて収穫量アップ!
  • 脇芽も放任せずに整理してあげると、株が疲れにくくなります

収穫の目安とコツ

  • 花が咲いて2〜3日後がベストな収穫タイミング
  • 実の長さが6〜8cm程度のうちに収穫
  • 大きくなりすぎると硬くなるので早めが◎
注意

朝のうちにハサミで優しく切りましょう。
実の下にもうひとつ小さなつぼみがあることも多いので、間違って切らないように

オクラ栽培のトラブル対策

  • アブラムシ:見つけたら牛乳スプレーやテープで除去
  • うどんこ病:風通しをよくして予防
  • 実が硬い・すじっぽい → 収穫のタイミングが遅いサイン!

まとめ

オクラは、暑さに強くて虫にも比較的強い、初心者向けの頼もしい野菜です✨

✔ タネからでも苗からでも育てやすい
✔ 水やりと追肥をこまめにしてあげる
✔ 小さめで収穫すると柔らかくておいしい!

夏の家庭菜園にぴったりのオクラ、ぜひご家庭でも楽しんでみてくださいね🌸

ABOUT ME
いろはに農園
いろはに農園
駆け出しブロガー
野菜栽培歴3年の30代会社員。おばあちゃんの畑を借りて、家族で無農薬野菜作り! 野菜の情報を皆様にお届けすべく、日々奮闘中です。
記事URLをコピーしました