はじめてでも安心|自然素材で作るストチュウの虫よけ活用法
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こんにちは、いろはに農園です。
畑に出ると、元気に育つお野菜の姿にほっとする一方で、どうしても気になってしまうのが害虫の存在です。
できれば強い農薬は使わず、やさしい方法で守りたい。そんな思いから、いろはに農園では自然由来の資材も取り入れています。
今回は、その中でも手軽に作れる「ストチュウ」の作り方と使い方をご紹介します。
Contents
ストチュウとは?
ストチュウとは、酢・トウガラシ・焼酎などを組み合わせた自然由来の忌避剤です。
虫を退治するのではなく、「虫が近寄りにくい環境をつくる」ことで、お野菜をやさしく守ります。
即効性はありませんが、予防としてコツコツ使うことで、畑の状態が安定してきます。
材料とレシピ(いろはに農園流)
いろはに農園では、長く安定して使えるように、ストチュウ原液と木酢液は最後に混ぜる方法で使っています。
あらかじめストチュウ原液を作っておき、使う直前に仕上げるのがポイントです。
ストチュウ原液(トウガラシ焼酎液)の作り方
原液づくりはとてもシンプルです。
ストチュウ原液の材料

- ホワイトリカー(35度):220ml
- 乾燥トウガラシ:10〜20本
トウガラシを切る

- トウガラシを半分に切る
冷暗所で2週間〜1ヶ月ほど置く

- 瓶に入れてホワイトリカーを注ぐ
- 冷暗所で2週間〜1ヶ月ほど置く
液がほんのり赤く色づいてきたら完成

- 瓶に入れてホワイトリカーを注ぐ
- 冷暗所で2週間〜1ヶ月ほど置く
ストチュウ原液と木酢液の希釈量
| 希釈倍率 | 水の量 | ストチュウ原液 | 木酢液 | 用途の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 300倍 | 10L | 約17ml | 約17ml | 定期的な予防 |
| 500倍 | 10L | 約10ml | 約10ml | 虫を見かけたとき |
保存期間の目安
・約6ヶ月〜1年程度
大きく劣化することは少ないですが、香りや成分の強さは少しずつ弱くなっていきます。
そのため、できれば半年以内を目安に使い切るのがオススメです。
効果的な使い方
散布の基本
- 週に1回を目安に
- 早朝または夕方の涼しい時間に
- 葉の裏側までしっかり散布
相性のよい野菜
いろはに農園でもよく使っているのは、次のような野菜です。
| 野菜 | 主な対象害虫 | 使い方のポイント |
|---|---|---|
| ナス・ピーマン | アブラムシ | 新芽や葉の裏に重点的に散布 |
| キュウリ・カボチャ | ウリハムシ | 苗が小さいうちから予防的に使用 |
| エダマメ | カメムシ | 実がつき始める時期に定期散布 |
| ダイコン | アオムシ | タネ播き後〜発芽直後から予防 |
比較的しっかりした葉の野菜は、ストチュウとの相性もよく、安心して使いやすい印象です。
注意が必要な野菜
| 種類 | 具体例 | 対策 |
|---|---|---|
| 幼苗(すべての野菜) | 発芽直後の苗全般 | 500〜800倍にしっかり薄めて様子を見る |
| 葉物野菜 | レタス・シュンギク | 薄めて使用し、高温時は避ける |
| アブラナ科の若葉 | コマツナ・チンゲンサイ | 濃度を控えめにして慎重に使用 |
使用を控えるべきタイミング
どの野菜でも、次のタイミングは避けるのが安心です。
- 日中の強い日差しの時間
- 花が咲いている時期
- 収穫直前
とくに収穫前は、香りや刺激が残ることがあるため、少し余裕を持って使用を控えます。
まとめ
ストチュウは、自然の力でお野菜をやさしく守る方法です。
- トウガラシとホワイトリカーで抽出
- 木酢液は使用直前に混ぜる
- 薄めてこまめに使う
大切なのは、「まずは薄く、試してから使うこと」です。
様子を見ながら使うことで、畑に合った防除ができます。無理のないペースで、家庭菜園を楽しんでいきましょう。
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