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サトイモの葉に大きな黒い芋虫が!セスジスズメの特徴と効果的な駆除・予防対策

セスジスズメの幼虫トップ画像
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こんにちは。「いろはに農園」です。

初夏から秋にかけて、順調に育っていたサトイモの葉を観察していると、

  • 「葉っぱが不自然に大きく欠けている」
  • 「黒くて大きな芋虫がついている!」

その大きな虫の正体は、セスジスズメというスズメガの仲間の幼虫です。

セスジスズメは食欲が非常に旺盛で、放っておくと大切なサトイモの葉をあっという間に食べ尽くしてしまいます。

今回は、セスジスズメの正しい特徴や生態、早期発見のコツ、そして大切なサトイモを守るための確実な対策方法について詳しくご紹介いたします。

セスジスズメとは?生態と見た目の特徴

まずは、セスジスズメがどのような虫なのか、正しい特徴を知ることから始めていきましょう。

見た目の特徴

項目特徴
体長成長すると7cm〜8cmほどの大きさになります。
体色生まれたばかりの若い幼虫(若齢幼虫)は緑色や淡い褐色ですが、成長(終齢幼虫)するにつれて全体が黒褐色や黒色へと変化します。
模様体の側面に黄色やオレンジ色(赤)の目玉模様(眼状紋)がズラリと並んでいます。また、体全体に細かい白い点々があるのも特徴です。
お尻の突起お尻の部分にピンと立った一本の突起(尾角)があり、歩くときに揺らします。この尾角の先端が白いのも大きな見分け方のポイントです。

一見すると派手な色合いと大きさから「毒があるのでは?」「刺されるのでは?」と心配になりますが、毒針や毒毛は一切ありません

触れても刺されたりかぶれたりする心配はありませんので、落ち着いて対処しましょう。

発生しやすい時期と気候

暖かい地域では、6月〜10月頃にかけて年に2〜3回ほど発生します。

特に夏の暑い時期から秋口にかけては成長スピードが非常に早く、数日で驚くほど大きく成長します。

サトイモに与える被害

サトイモ栽培において、セスジスズメは一刻も早く対処したい害虫のひとつです。

葉が骨組みだけになってしまう

セスジスズメの幼虫は、大きくなるにつれて葉を食べる量が爆発的に増えていきます。

数匹の大きな幼虫がいるだけで、サトイモの大きな葉がわずか数日のうちに葉脈(骨組み)を残して丸裸にされてしまうことも珍しくありません。

収穫量への影響

サトイモは、大きな葉を使って光合成を行い、その養分を地下の茎(親芋・子芋)に蓄えて成長します。

生育が盛んな夏場に葉を多く失うと光合成が十分に行えず、芋が太りにくくなったり、収穫量が減ったりする原因になります。

セスジスズメを発見するためのポイント

害虫対策で最も重要なのは「被害が広がる前に見つけること」です。

大きな姿になる前に見つけるためのチェックポイントを整理しました。

葉の「欠け」や「穴」を探す

葉の縁が大きく削り取られていたり、不自然な穴があいていたりしたら要注意です。

幼虫が小さいうちは控えめに食べますが、大きくなると豪快に縁から食べ進めます。

株元や葉の上のフンを確認

サトイモの株元や大きな葉の上に、黒くてコロコロとした数ミリ〜1cmほどの大きなフンが落ちていませんか?

セスジスズメが近くにいる場合、その直上にある葉の裏や茎に潜んでいる可能性が非常に高いです。フンを見つけたら、真上の葉を裏返して探してみましょう。

朝夕に葉の裏や茎の隙間を観察

セスジスズメは日中、直射日光を避けて葉の裏や茎の根元、株元の陰に隠れていることが多いです。

朝の涼しい時間帯や夕方に、葉の裏や茎が重なる部分を丁寧に観察してみてください。

セスジスズメの駆除・対策方法

見つけてしまったときの駆除方法と、被害を抑えるための対策をまとめました。ご自身の栽培環境に合わせて試してみてください。

捕殺

最も確実で環境にも優しい方法が捕殺です。

  • 道具の準備:素手で触るのに抵抗がある場合は、割り箸、手袋を用意しましょう。
  • 狙い目の時間帯:朝夕の涼しい時間帯は、葉の上に移動して食害していることが多いため見つけやすいです。
  • 処分方法:捕まえた幼虫は、水を入れたバケツに沈めるか、ビニール袋に入れて密封して処分します。

卵や小さな幼虫のうちに対処

サトイモの葉の裏に、直径1mm〜2mmほどの丸い緑色のタネのような卵が産み付けられることがあります。

見つけたら葉ごと摘み取るか、潰して取り除きましょう。

また、体がまだ緑色で小さいうちに対処できれば、葉への被害を最小限に抑えることができます。

薬剤(BT剤など)の活用

「株数が多くて手作業では追いつかない」「捕殺が苦手」という場合は、家庭菜園でも使いやすい安全性の高い薬剤を検討するのも選択肢のひとつです。

BT剤(微生物農薬)

BT剤は天然由来の微生物を利用した農薬で、主にチョウやガの幼虫に効果を発揮します。

人やペット、天敵への影響が少ないことから、家庭菜園でも利用しやすい薬剤です。

ただし、効果が高いのは若齢幼虫のうちで、大きく成長した幼虫には効きにくくなります。食害が目立ち始めたら、できるだけ早めに散布しましょう。

適用のある殺虫剤

発生が多い場合にはプレバソンフロアブル5など、サトイモに適用のある殺虫剤が使用されることもあります。

使用する際は、必ずラベルでサトイモへの適用や対象害虫、使用時期、使用回数を確認し、記載された方法を守って使用してください。

いろはに農園のおすすめはBT剤です。

BT剤はいろいろな野菜に使用出来るので、いろはに農園ではサトイモの他、トマトやオクラなども一度にBT剤を使用して害虫対策をしています。

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ばあちゃん
ばあちゃん

来シーズンに向けた予防と環境づくり

害虫を寄せ付けない環境を整えることで、毎年の被害を大幅に減らすことができます。

防虫ネットの活用(栽培初期)

サトイモの苗を植え付けた直後など、株が小さいうちは防虫ネットを被せておくことで、成虫である蛾(セスジスズメ)が飛来して卵を産み付けるのを防ぐことができます。

雑草対策と風通しの確保

サトイモの周囲に雑草が茂っていると、害虫が隠れやすい環境になってしまいます。こまめに草むしりを行い、株元の風通しと日当たりを良くしておきましょう。

冬場の「寒起こし」

セスジスズメは、秋が終わると土の中でサナギの状態で冬を越します。

収穫後の冬場に土を深く耕して外気にさらす「寒起こし」を行うことで、土中に潜むサナギを掘り起こし、寒さや天敵(鳥など)によって数を減らすことができます。

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まとめ

サトイモの大きな葉を健康に育てることは、秋に美味しいお芋をたくさん収穫するための大切な基礎となります。

セスジスズメはその大きさと見た目から見つけたときに驚いてしまいがちですが、毒はありませんので焦らず落ち着いて対応しましょう。

  • フンや葉の不自然な欠けに注目し、朝夕の涼しい時間帯に葉の裏をチェック。
  • 捕殺するか、状況に応じてBT剤などの安心な薬剤を活用する
  • ネットの活用や草むしり、冬の寒起こしで発生リスクを減らす。

日々の丁寧なお手入れを通して、立派で美味しいサトイモがたくさん収穫できることを願っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
いろはに農園
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駆け出しブロガー
野菜栽培歴5年(2021年~)の30代専業主婦。 おばあちゃんの畑(約400㎡)を借り、家族で家庭菜園を楽しむ主婦です。トマト、タマネギ、ダイコンなどを中心に栽培し、育て方を発信しています。
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